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(41)カセンソウ(キク科)

カセンソウ画像

 カセンソウは、日当たりのよい山野の草原に生える、草丈50cmほどの多年草です。オグルマ、ミズギクなどの仲間で、いかにもキク科らしい黄花を、夏から秋にかけて咲かせます。
 花の直径は約4cm、周辺の舌状花(花びら)は細長く9mmくらいで、葉はざらついて硬くて全体が乾いた感じです。とりたてて目立つ存在ではありませんが、茎の先に花を一つだけ控えめに咲かせる姿をよく見ると、それなりに端然とした姿勢を感じます。
 名前の由来は、『歌仙草』説が一般的ですが、なぜそう呼ぶのか不明です。もし六歌仙ゆかりの花というならば、何らかのエピソードがあってもいいのでしょうが、和歌との関わりも耳にしません。最近は、『火箭(かせん)』つまり火矢に見立てたのだという説もありますが、これもミズギクのように茎が一本で立ち上がるものと異なり、幾つも枝分かれするタイプのカセンソウの場合、あまりぴんときません。