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(38)コオニユリ(ユリ科)

コオニユリ画像

 今日では、庭先で栽培しているものを見かけることの方が多くなり、北毛青少年自然の家周辺の草原で出会うことはまれになりました。草丈50cmくらいの可憐なものから、大人の背丈をこえる堂々としたものまで、さまざまな草原環境に適応してきましたが、草刈り機の前では無力でした。
 花びらをくるりと反り返らせた、赤橙色の地に濃紫色の反転が強烈なコントラストのコオニユリは、真夏の花です。かって日本産のユリを珍重した欧米で、タイガーリリーと名付けられたのがうなずけます。一方、ユリに対する東西の見方は大きく異なり、食用に栽培してきた東洋人について、英国の園芸植物家は『ユリを食べるくらなら人を食べた方がましだ』と本に書いたそうです。
 なお、栽培種のオニユリの方は、茎に紫の斑点があることと、むかごがつくことで区別できます。