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(23)ミゾホオズキ(ゴマノハグサ科) 


 北毛青少年自然の家の敷地内には、湧水による小さな流れや池がいくつもあります。春はミズバショウ、ザゼンソウ、ワサビの花が咲くところです。そんな清らかな水のほとりで、時には半分水に浸りながらもけなげに生育しているのがミゾホオズキです。
 全草がきわめて軟らかく、茎は四角で稜がひれとなって張り出しています。7月になると、枝分かれした上部の葉の脇から1、2cmの筒状の黄色い花を咲かせます。そして、果実は小さくて緑色ですが、形は一人前のホオズキそっくりさんになります。
 もちろん、ホオズキという名前はもらっていても、こちらは形が似ているだけのにせものです。本物のホオズキはナス科で、普通は庭や畑で栽培されています。ところで、あの夕陽のように赤い紅鬼灯(べにほおずき)を口に含んで鳴らした経験のある女子高校生は1割以下 という今日このごろ、この草の名前ももう賞味期限切れなのでしょうか。