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(11)ニガナ(キク科)

ニガナ画像

 全国いたるところで見かける、か細い茎が特徴の黄色い花の持ち主です。葉や茎を切ると苦みのある白い乳を出すので、『苦菜(にがな)』と名づけられました。もっとも、苦い乳液を出すものはタンポポやジシバリなどキク科の仲間では珍しくはありません。
 北毛青少年自然の家の総合グラウンドの周辺の草原が、一面にニガナで覆われるのは6月中下旬頃です。この辺りのニガナは、花弁が6枚のものが多いようです。また時に白い花のものを見かけますが、こちらはシロバナニガナと呼ばれる変種で、花弁も7枚から11枚までといろいろです。めしべの花柱の先に注目すると、早朝は割れていませんが、やがてY字に裂けて受粉を待ちます。そして夕方になっても受粉できない場合は、くるりと内側に巻いて、花柱についた自分の花の花粉で間に合わせるという2段階方式をとります。したたかな雑草の知恵ですね。