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(19)シモツケ(バラ科)

シモツケ画像

沼にゆく下りの道の気安さに杖もて叩く下野(しもつけ)の花    田中長三郎

 北毛青少年自然の家周辺の日当たりのよい草原などに生え、6月下旬から8月にかけて盃状の煙るようなピンクの花を咲かせます。細かい花の一粒は梅の花のような花弁で淡いピンク、花の中央は濃いピンク、そして長い雄しべの先は白です。それが50以上の小花の集団になると、なんともいえない柔らかなピンクの色調になるのです。
 名前の由来は、下野の国(栃木県)で最初に発見されたからとか、そこで多く植栽されていたからだと言われています。ただ、同じバラ科でも栃木県の県花になっているのはシモツケソウの方です。こちらの花も鮮やかなピンク色でその姿こそよく似ていますが、分類は草になります。そこで、シモツケをキシモツケ、シモツケソウをクサシモツケと区別して呼ぶ人もあります。