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(1)タニウツギ(スイカズラ科)

タニウツギ画像

 別名をベニウツギと言い、5月下旬から6月中旬にかけてピンクの花を枝いっぱいに咲かせます。田植えの頃に咲くので、上信越をはじめ多くの地方でタウエバナと呼ばれています。また新潟県松代町の方言名でシンノゴイッパ(尻ぬぐいの葉)というのは、昔トイレット・ペーパーに利用したからでしょう。なお、若芽は食用になりますし、材質は堅いので木釘や楊枝に利用されたそうです。
 ところで、『ウツギ』という名は、その材で木釘を作るので『打木』とする説と、枝が中空なので『空木』とする説があります。なお、『ウツギ』の名がつくものには、タニウツギや仲間のニシキウツギ、ハコネウツギが所属するスイカズラ科のほかに、ユキノシタ科(ウツギ=卯の花)、ミツバウツギ科(ミツバウツギ)、ドクウツギ科(ドクウツギ)、フジウツギ科(フジウツギ科)などおよそ縁もゆかりもないものたちがあります。