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(30)チダケサシ(ユキノシタ科)

チダケサシ画像

 学校が夏休みに入る頃、北毛青少年自然の家近辺の日当たりのよい少し湿り気のある草原に、チダケサシが淡いピンクの花穂をぴんと立てます。
 植物の名前の由来には、見当のつけにくいものがあります。このチダケサシもそうですが、本当は、チチダケ(長野地方ではチダケ)というキノコを山で採った時に、細くて丈夫なこの草の茎に刺したりすることがあったからということで、名付けられたようです。
 花穂のブラシ状の一枝をよく見ると、5枚花弁の小さい花がびっしり付いています。葉は3出複葉、細くて直線的な茎ともに整然とした印象です。
 チダケサシの仲間は、わが国ではせき止めや風邪薬に利用してきました。また、フィリピンでは、この仲間の草の葉をタバコの代用にするそうです。それから、花屋さんでアスチルベと呼んでいるものは、このチダケサシの園芸品種です。