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(17)ヤマオダマキ(キンポウゲ科)

ヤマオダマキ画像

いにしへのしづのをだまき繰り返し昔を今になす由もがな    古今和歌集


 この歌は、頼朝の前へ引き出された静御前が、亡き夫義経を今も恋い慕っていると引用した古歌だといわれています。この花の名前の由来となった「おだまき」とは、つむいだ麻糸を巻き付けたもので、外側は球形で中が空洞になっています。また、この花をランプに見立てる人もあります。そういえば下の方は黄色の灯(花弁)がともり、つり下げる辺りの飾り(5本の距)と笠(萼)の部分は紫褐色に色分けされています。
 同じヤマオダマキでも、距の一部を除いてすべてクリーム色のものはキバナノヤマオダマキと呼ばれ、これもよく目にします。
 北毛青少年自然の家の周辺でも、年々ヤマオダマキの生育する草原が少なくなってきたので心配です。